2割の機能しているチームがあれば会社は存続できると考えてみれば? [チーム設計]
そいつは一大事、という感じですが・・・。
A:設計されていないチームが優秀な個人より成果が劣ることがあるという結果
B:課題によって集団のほうが個人よりも優秀な成果を出せるという結果
この二つの相対する結果を処理できないまま一般的なチームビルディングの議論は進んでいるように感じます。まあ、簡単に言うとAをBにするための手法を議論するような・・。
どちらかといえばAとBの差はチーム自体の設計と環境とチームの相性(適応性)と思われます。つまり環境にどう対するかという設計です。それがあって初めて運営手法(ファシリテーション)の議論ができると思われます。これは個人のマネジメントがそちらの方へ向きつつあるのだから、チームを能力別に分類していけば必然的な流れになると考えます。
まあ、普通の組織ではすぐには問題にならないから大丈夫でしょう。ある程度社員が働かないことを前提に組織設計というのはなされているでしょうから・・・。
でなければフリーライダー問題なんて悠長に議論している暇は無いでしょうから。フリーライダーを乗せたまま動けるということは、それである程度帳尻を合わせられるシステムを内在していると考えるほうが妥当でしょう。
だから、個人の場合と同様、機能させるべきチームと、機能させなくてもよいチームを振り分けていくような複数チーム間マネジメントというような発想が必要なのではないでしょうか?
その流れでいうとチーム状態のタイプわけみたいな議論になるのですが。
管理者側としてはうれしいでしょうが、そこはもう少し議論したいところですねぇ・・・。
うちの部署もチームの体をなしていない感があります。
やたらと組織図が変更されますし。。。
by さか@21 (2011-01-29 22:58)